Antoniazzi Romeo
Italy / Milano

1862年クレモナに生まれる。

ガエタノ・アントニアッツィ(Gaetano Antniazzi 1825-1897)の息子、兄はリカルド・アントニアッツィ(Riccardo Antniazzi 1853-1912)
兄のリカルドはミラノで、レアンドロ・ビジャッキ(Leandro Bisiah 1864-1946)やモンジーノ工房(Monzino)の職人と共に働き、ジュゼッペ・ペドラッチーニ(Giuseppe Pedrazzini 1879-1957)、フェルディナンド・ガリンベルティ(Ferdinando Garimberti 1894-1982)、ピエロ・パラヴィッチーニ(Piero Parravincini 1889-1957)など多くの弟子を育てました。
ロメオの楽器は一般的に兄のリカルドよりも一貫性がありませんでしたが、1885~1910年の時期に特に優れた作品を残しています。
ストラディバリ、ガルネリ、パーソナルモデルを使い、透明なオレンジ~ブラウンのニスが塗られています。
ロメオのラベルには製作地にクレモナと表記していますが、製作は全てミラノで行っていました。
ミラノ、トリノ、パリで開催された博覧会ではの金メダルや銀メダルの受賞歴があります。

1925年(63歳)にミラノで亡くなる。

引用:≪The Brompton’s Book of Violin and bow Makers≫/≪Liuteria Italiana 1860-1960 II  ≫

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