Busan Domenico
Italy / Venezia

1720年頃、タルビジオ(オーストリアとスロベニアの国境近く)で生まれる。

1743-44年頃にヴェネチアに移り住み、マテオ・ゴッフリラー(Matteo Goffriller b.c.1659-1742)の弟子で義理息子のジョヴァンニ・オンガロ(Giovanni Ongaro1708-1778)と、息子のイグナツィオ(Ignazio Ongaro 1741-1811?)と共に働きました。

ドメニコは、弦楽器製作者でありながらコントラバス奏者としも活動していました。

当時のヴェネチアはすでに楽器製作が衰退期に入っており、クレモナ的な製作方法では無く、安価な材料を使い様々な演奏家に楽器を提供していたと考えられます。

ドメニコの楽器には一貫性が無く粗雑な仕上げが多いですが、ビオラやコントラバスなど魅力的な音色が演奏家に人気があります。

1783年 ヴェネチアで死去。

引用《 The Brompton’s Book of Violin and Bow Makers 》《 Liuteri & Sonadori Venezia 1750-1870 》

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