Morassi Simeone
Italy / Cremona

現代の巨匠Gio Batta Morassiの長男になります。
幼少の頃からバイオリン演奏を学ぶとともに、父の工房に通う中でバイオリン製作に熱意を抱くようになります。
演奏の方でもウディネの音楽院への試験に合格するほどでしたが、製作家の道を志し1984年にクレモナ国際バイオリン製作学校を卒業。父の工房にて働き始めました。
Gio Battaに影響を受けた作品を製作しながら、やがて彼自身の才能を開花させていき、各地で賞を受賞するトップメーカーとなっていきました。
ドイツ・ミッテンバルド(1989年)、フランス・パリ(1991年)、ポーランド・ポズナン(1996年)、ハンガリー・エステルゴム(2000年)、チェコ・ナーホト(2004年)など数々の受賞歴を持ち、最近ではコンペティションの審査員も務めています。
また、イタリア弦楽器製作者協会(ALI)の会長も務め、イタリア・クレモナの弦楽器製作の歴史を守り育てる活動も積極的に行っています。
 
 
【本人写真はhttp://www.morassi.com/より引用】