Sgarabotto Gaetano
Italy / Milano

1878年、ヴィチェンツァで生まれます。当初は独学でヴァイオリン製作を始めました。

1901年にミラノに移り、そこでリカルド・アントニアッツィ(Riccardo Antoniazzi 1853-1912)、そしてレアンドロ・ビジャッキ(Leandro Bisiach 1864-1946)と共に働き始め、1905年にヴィチェンツァに戻ります。

戦争中の1916年~1918年は仕事を辞めており、1926年にヴィチェンツァで再開し、後にパルマで製作を始めます。

1929年には、息子のピエトロ・ズガラボット(Pietro Sgarabotto 1903-1990)と一緒にパルマのヴァイオリン製作学校で教鞭をとります。

1937年~1941年までヴィチェンツァに戻り、1942年~1948年までパルマ、1949年~1956年にプレシア、1957年~1959年にパルマに移り、亡くなるまで暮らします。

ガエタノはレアンドロ・ビジャッキの為に多くの楽器を製作しています。

ガエタノの楽器はエレガントで洗練されていて、様々なモデルを使用して作られています。

特にアマティとストラディヴァリにインスパイアされたモデルを好みました。

また、その高い能力で非常に精巧なオールドイタリアンのコピーも数多く作りました。

1959年(81歳) パルマで死去。

引用《 Liuteria Italiana I 》

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