Jorio Vincenzo
Italy / Napoli
ヴィンセント・ヨリヨは1830-1850年頃にナポリで活動した製作者です。
典型的なナポリ派の弦楽器職人で、楽器からはヴェンタパーネ(Lorenzo Ventapane1780-1843)やガリアーノ(Raffaele&Antonio Gagliano 1791-1857/1860-?)の影響を感じられます。
荒々しくも魅力的な作りで、良材を使いオレンジからゴールデンレッドのニスを塗っています。
ヴィンセント・ポスティリオーネ(Vincenzo Postiglione(II) 1830-1916)の師匠として有名です。
引用《 The Brompton’s Book of Violin and bow Makers 》