1640年頃にロンドンで生まれます。

ロンドンにあったワムズレーの工房は、時期によって様々な名前で呼ばれ、その名前の全てに「Harp」という言葉が使われています。

※”ye Harp&Sign” ”the Harp” など

一般的には”the Golden Harp”という名前で知られており、ラベルにも用いられています。

ワムズレーはスタイナーモデルにダークレッドのニスを塗った素晴らしいヴァイオリンを製作しました。

1741年には実質的な引退をしますが、しばらくの間は息子のペーター(Peter Wamsley II fl.c.1734-1751)や、弟子のトーマス・スミス(Thomas Smith c.1725-1789)によって彼のラベルが使われていたようです。

1748年に弟子のトーマスが工房を引き継ぎました。

イギリスのヴァイオリン製作の歴史において初期に活躍したワムズレーの楽器は大変貴重です。

1744年に死去。

引用《 The Brompton’s Book of Violin and Bow Makers 》