Sartory Eugene nicolas
France

誰もが知る20世紀を代表する巨匠です。
1871年フランス・ミルクール生まれ。
父から弓製作を学んだ後、CHARLES PECATTEなど様々な工房にて技術を高め、師匠JOSEF ALFRED LAMYに出会います。
師匠が認めたその才能は、16歳の時にはブリュッセルのコンペティションでゴールドメダルを受賞するほどでした。
1889年、18歳にしてパリに自身の工房を構えます。
その後もリヨン、パリ、リエージュをはじめ数々のコンペティションで賞を受賞し、世界中に彼の名声が届きました。
そのスタイル、製作方法は後の製作者に多大なる影響を与え、現在においても非常に重要な存在となっています。
1914年にはパリ以外にも、ミルクールやナンシーにも工房を構えます。
それぞれの工房にて、JULES FETIQUE(パリ工房)、LOIUS MORIZOT(ミルクール工房)、LOUIS GILLET(ナンシー工房)などがアシスタントをしていました。
他にもANDRE GEORGES RICHAUMEをはじめ、彼の弟子たちもまた優秀な製作家となり、その技術は現在にまで受け継がれています。
《参考文献》
「L’Archet」
B.MILLANT/J.F.RAFFIN著
 
EXPO1905は、1905年にベルギー・リエージュで開催された博覧会にて出展された弓です。
FRANCOIS XAVIER TOURTEモデルで製作された大変めずらしい弓です。
BERNARD MILLANT氏の鑑定書が付いております。
EXPO1931は、1931年にフランス・パリで開催された博覧会にて出展された弓です。
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