Ullman Giorgio
Italy / Milano

1879年、ドイツのバート・エルスター(Bad-Elster)で生まれます。

マルクノイキルヘンでシュミッド(Ernst Reinhold Schmidt 1857-1928)から製作を学びます。

その後ベルリンのカース&モッケル(Theodor Kurth w.1885-1935&Oswald Möckel 1843-1912)、プラハのドボルザーク(Dvorak)、ヴェネチアのデガーニ(Eugenio Degani 1842-1901)などの工房で腕を磨きます。

1903年にミラノで自身の工房を開き、ドボルザークとの関係も維持しながら音楽院の仕事を受けていました。

1919年にはトリノへ、1921年にはチューリッヒに移り住みます。

ストラディバリを基調とした楽器を製作し、細やかな細工と淡くてわずかに不透明なゴールデンイエローからレッドのニスを塗りました。

過渡期のドイツ、チェコ、イタリア、スイスを渡り腕を磨いた興味深い製作者です。

1946年(67歳) チューリッヒで死去。

引用《 The Brompton’s Book of Violin and Bow Makers 》

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