Gagliano Nicola
Italy / Napoli

1730年頃からナポリで父親のアレッサンドロ(Alessandro Ggliano fl.c.1700-1730)の下で弦楽器製作を始めます。

ガリアーノ・ファミリーの中でも最も有名で人気のある製作者です。

弟のジェンナロ(Gennaro Gagliano fl.c.1730-1780)よりも多作であり、独自の膨らみを持ったアーチングと、ストラディヴァリ風のF字孔(ストップは一般的な距離)、淡いゴールデンイエローのニスを塗った楽器をよく作りました。

ナポリ特有の細長いペグボックスと詰まったスクロールに、ナポリ派とガリアーノ・ファミリーが使用した、ブナ材と黒く染色した紙を使ったパーフリングが特徴的です。

1787年頃 ナポリで死去。

引用《 The Brompton’s Book of Violin and Bow Makers 》

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